【初心者必見】リップル(XRP)をかりやすく解説!問題点や今後についても考察します

仮想通貨(暗号資産)の時価総額で世界8位のリップル(XRP)は、「リップラー」と呼ばれるコアなファンがいます。

リップルが他の暗号資産(仮想通貨)と根本的に異なる仕組みや役割を持っていることから、「今後、10万円まで上昇する」と期待を持つ人も多く存在します。その一方、「リップルは終わった」などの声もあります。

今回はリップル(XRP)についてわかりやすく解説します。

この記事で分かること
・リップル(XRP)とは
・リップルの仕組み
・リップルの問題
・リップルの今後
目次

リップルとは

正確にはリップルは仮想通貨ではなく、サンフランシスコに本社を置く「リップル社」が発行した送金・決済システムだ。そこで使われている仮想通貨「XRP」を俗称で「リップル」と呼ばれています。

rippleLabs リップルラボとは

リップルラボはXRPの背後にある会社です。

リップルラボは銀行や決済プロバイダーが国際的に迅速かつ、安価に送金することを目的としています。

ある国から別の国にそうきんしたい場合は大きな問題があります。3~4日の時間と高いコストがかかることです。それをリップルラボが解決しようとしています。

ほとんどの国際送金はswiftというプロコトルを使用しています。非常に遅く料金も高かなり高いことが特徴です。

リップルラボは送金時にを早く、安く、確実に目的の通貨に変換することをどのように実現するのか。

リップルラボの最初の製品はリップルネットと呼ばれるもので、技術的にはxCurrentとしても知られています。
リップルネットはxCurrentの背後にあるネットワークです。
ユニークノードリストと呼ばれるコンセンサスモデルを使用した分散型システムです。
これには、マネーロンダリングコンプライアンス、詐欺検出も含まれています。

アメリカンエクスプレスをはじめ、50の銀行が既に参加しています。

仮想通貨(暗号資産)としてのリップル

リップルラボはリップルと呼ばれる暗号通貨を開始しました。他の多くの仮想通貨と同様のブロックチェーンを利用していますが、いくつかの大きな違いがあります。

・高速なトランザクション処理
トランザクションが5秒未満で確認され、コストは約0.02円です。
他のブロックチェーンと比較して1秒あたり約1500トランザクションを処理できると主張しています。

・ユニークノードリスト
作業の証明を使用しない。ブロックチェーンが検証する必要のあるトランザクションとブロックする必要があるトランザクションについて合意する為に通常使用する主要なステーク証明(PoW、PoS)の代わりにユニークノードリストと呼ばれる方法を使用します。
ユニークノードリストとは、信頼できる多数の人々のリストを設定します。この信頼できるソースリストから多数決を行うことです。

・集中化
基本的に仮想通貨(暗号資産)の最大の利点の一つは分散化であり、銀行が全てのお金を制御できることから離れます。

XRP通貨を実行する最初のrtxpプロコトルを公開した後、ネットワークを制御できませんが、リップルラボはビットコインのノードとethereumファウンデーションがブロックチェーンを維持するのと同じ方法でネットワークを維持でき、XRPでこれを繰り返すための更新を提案します。
XRPはリップルラボなしでも役に立ちますが、リップルラボが提供する他の製品のいくつかはXRPなしでは実行できません。

リップルの懸念材料

SEC問題

米国のSECはXRPは実際には通貨ではなくセキュリティであると主張しています。これはかなり大きな問題提起です。

SECはリップルの共同創業者がXRPを株や債券のようなセキュリティとして扱っていると言います。

要するにSECはXRPが株式に類似している可能性があることに不満を持っているということです。

SEC
アメリカ証券取引委員会。Securities and Exchange Commissionの略。セックとも。投資家保護と証券取引の公正を守ることが目的。アメリカ証券業界での不正取引の横行が大恐慌の重大な原因の一つと考えられたため設立された(1934年)。

トケノミクス問題

最初にXRPを使用し、使用されるにつれて自然に需要が増加します。

次にXRPには1,000億コインの固定供給があり、そのうち約200億が創設者に送られ、70億がリップルラボに送られ、400億が最初の企業と個人投資家に販売され、残りは毎月約10億リップルの割合でリップルラボに提供されます。

この中央集権的な発行スケジュールがXRPのデフレを誘引すると問題視する声もあります。

トケノミクス
「トークノミクス」という用語は、「トークン」と「エコノミー」という言葉を組み合わせて、ブロックチェーンの内部経済とそれらの外界との相互作用を決定する構造を説明します。 報酬、ペナルティ、金額のバランスを指します トークン 暗号資産の交換価値を決定するトークン発行スケジュール。

リップルの今後

リップルの今後は、懸念材料の払拭と国際送金のスタンダードになるかに大きく左右されるのはないでしょうか。

リップルは世界各国の金融機関とすでに提携し、Googleからも出資を受けています。また、今後国際送金の需要は増加することが見込まれています。

このような背景に加えて、リップルは定期的に発行済みの暗号資産(仮想通貨)を消滅させるバーンを行っています。
発行枚数が減少すれば、希少価値が上がり価格が上昇する可能性があります。

また、リップルネットワークが確立し、国際送金のインフラのスタンダードになっていけば、価格が上昇する可能性があります。

さらに、前述した、SECとの裁判の行方です。リップル社がSECとの裁判に勝訴すれば、リップルの大きな懸念材料が払拭されるようになるので、リップルの価格上昇が見込めます。

まとめ

リップルは高コストで遅い現在の国際送金システムを安く早くすることができる仕組みを提供します。

他の仮想通貨に比べ、役割を理解しやすい為、私も一時保有していました。
リップル投資含め、全ての投資は、その仕組みや問題点を理解してから行ううこが大切ですよね。

本記事がリップルを購入判断の一助となれば幸いです。

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この記事を書いた人

IT業界で製造領域に携り7年

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